新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって世界中で大きな混乱となっています。
日本においても新種のコロナ株などにより感染が拡大して、もし感染した場合でも基本的には「自宅療養」となってきています。
そんな中、自宅療養中に死亡するようなケースや自宅療養中に症状が悪化しているようなケースもよく耳にするようになってきています。
そんな自宅療養時に重症化をいち早く察知して適切な治療を受けることが、自分の命を守ることに繋がります。
そこで、自宅療養するにあたって注目されているのが『パルスオキシメーター』です!
保健所の負担もほぼ限界に近づいており、パルスオキシメーターが自宅に届くのに数日かかるなんて、ことも…
そんなパルスオキシメーターを紹介します。
パルスオキシメーターとは何?

それでは、「パルスオキシメーターとは何?」という方へ簡単に解説です。
2種類の赤い光を皮膚にあてて計測するため、体を傷つけたり針を刺したりしなくても簡単に測定できるため、測る人も測られる人にも負担が少ないため病院や在宅看護等の現場で広く使われるようになりました。
1974年に青柳 卓雄(日本光電工業株式会社)が測定原理を解析して発明してから、コニカミノルタがオキシメーターとして開発・製造したのが始まりです。
簡単に測定の原理をいうと
新型コロナウイルスとパルスオキシメーター

厚生労働省からは
CVID-19(新型コロナウィルス感染症)について、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部から発表された『宿泊療養を行う施設におけるパルスオキシメーターの配備について』において、「軽症者等の療養において、看護師等が健康観察を行う際に適切な数のパルスオキシメーターを備え付け、酸素飽和度や呼吸数の確認により健康状態を把握することが重要」である旨を伝えており、感染による自宅療養でも注目が集まっています。
コニカミノルタからは
パルスオキシメーターを製造しているコニカミノルタは、「パルスオキシメーターの数値によって新型コロナウイルスの感染判断はできません」そして「リスクの高い家族がおられない家庭で、パルスオキシメーターを感染予防目的のために購入される事はお避け下さい」と呼び掛けています。
新型コロナウイルス感染者の肺炎の早期発見に有効なツールの一つとして注目が集まっていますが、「パルスオキシメーターの数値によって、新型コロナウイルスの感染判断ができる」という誤った情報や認識が一部で広まったことで、このようなコメントが出されています。
しかし、日本国内でも自宅療養中に症状の悪化により死亡したケースや治療の遅れから重症化したケースもニュース報道されており、個人の自宅療養にもニーズが増えていくと言われています。
万が一、新型コロナウイルスに感染して自宅療養を選択した場合には、医師や看護師の指導のもとにパルスオキシメーターでの健康観察ができれば、体調変化の早期発見ができてリスクを回避できる可能性も高くなりますね。
パルスオキシメーターの選ぶ基準

ディスプレーの見やすさ!
見やすい大きさのディスプレイパネルかどうか?暗い所でも見やすいか?も重要です。
自分から見たり看護する人が見たりと表示の向きを反転したり横に向けたり切り替えができるマルチアングル機能もあり便利です。
コンパクトで長時間使用できる!
コンパクトで持ち運びしやすい形状で軽量化されているものもあります。
機種によって「連続使用時間」の表記があるのでチェックして選びましょう。
保証期間やアフターサービス!
精密機器ですので、1年〜3年のメーカー保証が付いているものもあり安心です。
販売メーカーによっては、お客様サポートセンターがあり使い方などをサポートしてくれるサービスもあります。
ケースやストラップなどの付属品!
パルスオキシメーター機器と一緒に専用ケースやストラップが付属しているものもあります。
別売として、シリコンケースやポーチなども販売されています。
⇒パルスオキシメーターのケース・ポーチ・ストラップなどのグッズのおすすめ!
パルスオキシメーターのおすすめ機種!
【お手頃価格】パルスオキシメーター
お手頃価格のパルスオキシメーターです。
3,000円〜10,000円くらいの価格帯で販売されています。
【日本製】パルスオキシメーター
日本製のパルスオキシメーターです。
やっぱりメイド・イン・ジャパンが安心ですよね!
【医療機関向け】パルスオキシメーター
医療でも使われているパルスオキシメーターです。
高額な医療機器ですので、各種施設や団体などでの購入におすすめです。
長時間の計測に向いている医療機関向けのパルスオキシメーターです。
スマートフォンのアプリと連動も可能です。
測定時に注意すること!

パルスオキシメーターで測定する時には、機器を正しく装着してより良い環境で測定しないと測定値に誤差が出てしまうことになります。
正確な測定をするために気をつける点は以下を確認してみてください。
- 爪にマニキュアを塗っているときは、違う指へ装着するかマニキュアをとってから測定しましょう。
- 指先が冷えていると血流が悪くなるため、温めたりして血流をよくしてから測定しましょう。
- 直射日光や強い光(照明・蛍光灯・赤外線)が直接当たらない環境下で測定する。
- 指先に正しく装着されているかを確認して、測定時には激しい体動はしない。
- テレビなどの機器から電磁影響を受けていない環境であり、機器自体に強い圧力がかかっていないか確認する。
- 同時に血圧計を装着していたり、腕や指を圧迫して鬱血していないか確認する。
そして、測定する時は医師や看護師の指導のもと測定することが大事です。
まとめ!
厚生労働省の発表からも、パルスオキシメーターは新型コロナウイルス感染者の健康観察には有効であり、現在も医療機関や宿泊療養施設へ配備されています。
今後、CVID-19(新型コロナウィルス感染症)の軽症者や無症状者での自宅療養を選択する方もいらっしゃると思われます。
自宅療養中の容態悪化や重症化に備えて、パルスオキシメーターでの健康観察が必要な場合もあるかと思います。
そういう方のパルスオキシメーター選びの一助になれば幸いです。
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