【オールブラックスのハカ】サモア・トンガ・フィジーにも!ウォークライ特集!

ラグビーW杯
出典: Union Argentina Rugby Twitter

 

 

2019年9月20日に我が国・日本で初開催のラグビーワールドカップが開幕します!

そこで、世界ランキング1位のニュージーランド代表(通称・オールブラックス)が試合開始前に行う踊りがハカ(HAKA)と呼ばれていて、皆さまもどこかで目にした事があるかと思います。

このハカがめちゃくちゃ迫力がありカッコイイんです!

このハカ(HAKA)は「戦いの雄叫び!」ウォークライ!(war cry)として行われています。

そして、有名なオールブラックスのハカ(HAKA)以外にもウォークライ(war cry)をする国があります。

サモア代表のシヴァタウ(siva tau)

トンガ代表のシピタウ(sipi tau)

フィジー代表のシビ(cibi)

こちらも合わせて特集してご紹介します!

 

 

 

ハカ(HAKA)【 オールブラックス】 ニュージーランド代表

 

 

ハカ(HAKA)とは?

ラグビーのニュージーランド代表は上下黒のジャージをファーストジャージとしており、”オールブラックス”と呼ばれています。

そのオールブラックスが国際試合の開始前に行うウォークライが “ハカ(HAKA)” なのです。

ハカ(HAKA)はニュージーランドの先住民族であるマオリ族の戦士が戦いの前に行う伝統舞踊です。

リーダーの掛け声に合わせて、大声でで叫び、手や足を叩き、足を強く踏みならし、相手を睨めつけ舌を出して力強く踊ります。

戦いの際に自分や仲間たちの士気を高め、相手を威嚇する意味があります。

ラグビーでは、オールブラックスが1905年のイングランド遠征の際に初めてハカ(HAKA)を踊った以降、代表の試合で受け継がれています。

ラグビーでのハカ(HAKA)の意味合いは、自分達の士気の高揚と共に、対戦相手に対して試合を受けて望んでくれた感謝と敬意の意味も込められています。

 

 

ハカ(HAKA)の種類は?

オールブラックスが試合前に踊るハカ(HAKA)は2種類あります。

「カパオパンゴ(Kapa O Pango)」

「カマテ(Ka Mate)」 

 

 

「カマテ」が1905年から踊っているハカ(HAKA)で、「カパオパンゴ」は2005年に南アフリカ代表と対戦した時に初めて踊ったものです。

皆さんにお馴染みのフレーズがあるのは「カマテ」で、「カマッテ! カマッテ!」と叫ぶ掛け声は耳に残りますね。

「カパオパンゴ」 はハカ(HAKA)の終盤に親指を立てて首を切るようなジェスチャーがあり、様々な議論が巻き起こったが、「相手の首を切るような意味ではなく、自分達の首をかけてでも勝つという意気込みを表す」と説明された。

 

 

「カマテ」の歌詞の意味は

私は死ぬ!私は死ぬ!
私は生きる!私は生きる!
見よ!この勇気ある者を!
ここにいる毛深い男が再び太陽を輝かせる!
一歩はしごを上へ!さらに一歩上へ!
一歩はしごを上へ!そして最後の一歩!
そして外へ一歩!
太陽の光の中へ!
 
 

この2つのハカ(HAKA)は、「カマテ」練習試合や格下相手に踊られる事が多く「カパオパンゴ」大会の決勝や因縁の相手に踊られる事が多いです。

ラグビーワールドカップ2019でも、どちらのハカ(HAKA)も見れるかもしれませんね!

 

 

 

ハカ(HAKA)の画像

ハカ(HAKA)の迫力ある画像がこちら!

 
 
 
 
 
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😎 Them bright lights. ‪ #NZLvRSA #BACKBLACK‬

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出典 : All Blacks Twitter

 

 

 

 

ハカ(HAKA)の動画

 

 

↓↓↓オールブラックスのイケメン選手!詳しくはここをクリック!

 

 

 

 

サモア代表のシヴァタウ(siva tau)

ラグビーのサモア代表の愛称は「マヌ・サモア」です。”マヌ”は獣という意味です。

このサモア代表にも試合前のウォークライ(war cry)があります。

それが「シヴァタウ(siva tau)」です!

シヴァタウもオールブラックスのハカに負けずに中々の迫力があります。

シヴァタウの歌詞の意味がこちらです。

マヌ・サモア!使命を達成せんことを!
マヌ・サモア!使命を達成せんことを!
唯一無二のマヌ!準備は全て整った!
強さは絶頂だ!
道を創れ そこをどけよ!
なぜならこのマヌは唯一無二だから!
マヌ・サモア!マヌ・サモア!
サモアより君臨するマヌ・サモア!

 

その動画がこちらです!

 

 

 

 

 

 

 

トンガ代表のシピタウ(sipi tau)

ラグビーのトンガ代表の愛称は「イカレ・タヒ」で「海鷲(うみわし)」の意味で、トンガ代表のエンブレムにも使われています。

トンガ代表にもウォークライはあり

それが「シピタウ (sibi tau)」です!

トンガ代表のシピタウも凄い迫力で、赤いジャージがより見ている人をも熱くさせますね。

 

 

 

 

フィジー代表のシビ(cibi)

ラグビーのフィジー代表の愛称は「フライング・フィジアンズ」と呼ばれている。

フィジー代表のプレースタイルが変幻自在のランとパスワークが「空飛ぶフィジー人」と呼ばれるようになりました。

フィジー代表にもウォークライはあります。

それは、「シビ (cibi)」です!

他国のウォークライの中でも1番短く、広い陣形で踊り非常にシンプルです。

少しずつ前に進み最後に全員でジャンプして終わり、試合に向かうところに一体感があり良いですね。

↓↓↓↓フィジー代表のイケメン選手!詳しくはここをクリック!

 

 

 

 

ウォークライ合戦も大迫力!

 

 

ウォークライを行う国の代表同士が対戦する際には、お互いがウォークライを披露してより迫力があり気合いがみなぎる時があります。

いくつか動画を紹介します!

ニュージーランド代表 VS トンガ代表

 

 

サモア代表 VS トンガ代表

 

 

フィジー代表 VS ニュージーランド代表

 

 

 

 

オールブラックスのハカ(HAKA)の 各国の対応!

出典 : England Rugby Twitter

 

 

それぞれの国がウォークライを行なっている間は、相手国はそれを尊重してじっと待っているというのが慣例になっていますが、特にオールブラックスの迫力あるハカ(HAKA)に試合前から気迫で負けないように各国で色々な対応がなされています。

1番多いのが、チームで肩を組んでハカを睨めつけて気迫負けしないようにしているケースが多いように感じます。その他、中心から両サイドへ斜めに並び気迫を受け流したり、ジャージの上から上着を着てハカを見届けてから上着を脱ぎ捨ててリセットして試合に臨んだりしているチームもあります。

昨年の11月にオールブラックスが来日して日本代表と対戦した時には、主将のリーチ・マイケル選手はこう言っています。「後ろの方の選手を見よう!」経験の浅い選手は後ろに配置されてハカに慣れていないので、日本選手が気迫にのまれにくいと考えての発言でした。

ワールドカップでは2011年のニュージーランド大会の決勝で、ニュージーランド代表とフランス代表の一戦では、スタジアム全体がホームのオールブラックスから気迫負けしないように、アウェーのフランス代表はハカが始まると、チーム全員で肩を組んで闘争心をむき出しにして一歩ずつ前進して、ハーフラインを越えて前進!気迫を押し返しました!

その試合の様子がこちらです!

試合開始前に立ち入れるラインを越えたことで、フランス代表は厳重注意と罰金が科せられたとのことです。

 

 

 

ウォークライ特集のまとめ!

 

 

ウォークライ( war cry )といえば、やっぱりオールブラックスのハカ(HAKA)が有名ですが、ハカには伝統と意味があり神聖なものであることがわかりました。

ハカを行うことで、オールブラックスはより一層闘争心を引き出していますね。

ウォークライを行うのは今回のワールドカップの出場国では4カ国。

 

  • ニュージーランド代表 ハカ(haka )
  • サモア代表 シヴァタウ(siva tau)
  • トンガ代表 シピタウ(sipi tau)
  • フィジー代表 シビ(cibi)

それぞれが個性的で迫力あるウォークライを行うので今大会でも注目です!

個人的には、日本代表が予選プールを突破して、決勝トーナメントでニュージーランド代表と当たり、その試合でのハカ(HAKA)を見れると最高です!

 

 

 

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