10月から郵便配達に変更があるっていうことは、すでにお知らせされていますが、
おさらいしておきましょう。
◉ 配達日数の繰り下げ
対象の郵便物等や段階的繰り下げ時期などは、こちら記事にて詳しく確認してください。
これに伴って、速達料金が安くなります。
重量 | 〜9月30日まで | 10月1日〜 |
250gまで | 290円 | 260円 |
1kgまで | 390円 | 350円 |
4kgまで | 660円 | 600円 |
250g以下の郵便物に必要な速達料金は、
290円 ⇒ 260円 になります。
僕は仕事で月初に速達をつけた郵便物を送ることが多いので、あらかじめ290円切手をまとめて購入してあります。
9月も月初の速達はある程度発送し終わったため、来月の速達料金の変更に備えて、
不要になった290円切手を260円に変えておこうと思い、郵便局の窓口で手続きしてみました。
その時の過程と切手の交換手数料について解説していきます。
260円切手とは?
そもそも260円切手が前からあるのなら、それを買っておけばいいじゃんって思いますが、
今回の10月1日の郵便サービスの変更により、速達料金が安くなるにあたって、9月1日から発売されたところなんです。
こんな図柄です。
『尾瀬国立公園(尾瀬ヶ原と至仏山)』のデザインです。
2021年10月1日以降は、速達で250g以下の郵便物を出す場合には、通常料金に加えて、この260円切手を貼って発送することになります。
不要となった290円切手はどうする?
それでは、これまで速達料金として使っていた290円切手はどうするのかというと、
(例) 290円切手が10枚ある場合、
290円×10枚=2,900円(総額)
2900円÷260円=11枚…余り40円
余った40円は10円切手などへ交換する
本来、このように不要な切手を他の券種へ交換する場合には交換手数料という料金がかかります。
今回の場合であれば、
290円切手10枚ですので、10枚×5円=50円で
交換手数料が50円別途かかるはずなのですが、
今回は郵便局の都合により速達料金が変更されて不要になるものですので、
この交換手数料は無料となるんですね。
ちなみに、「2021年10月の郵便サービスの変更」のプレスリリースにはこう記されています。
新料金に対応する普通260円切手を9月1日に発行します。
また、旧料金となる290円普通切手は、9月1日〜10月31日までの間、交換手数料無料にて他の郵便切手類と交換します。
日本郵便HPより
ですから、
不要となった290円切手は、260円切手だけじゃなく他の切手や葉書やレターパックなどへも交換できるということです。
気をつけることは、
- 期間がきまっている
- 記念切手などへは交換できない
この290円切手の手数料無料での交換は、9月1日から10月31日までの2ヶ月間です。
それを過ぎると、従来必要な交換手数料がはっせいします。
そして、
どんな切手や葉書へ交換できる訳ではなくて、
記念切手や年賀はがきなどへは交換できませんので、郵便局の窓口で確認しましょう。
290円切手を交換してみた!
実際にいつもの郵便局の窓口で交換にいってみて気づいたこともありました。
【交換内容】
・500円 × 4枚 = 2,000円
合計 2,320円 + 2,000円 = 4,320円
・520円 × 2枚 =1,040円
・63円 × 10枚 = 630円
・10円切手 × 5枚 = 50円
合計 2,600円+1,040円+630円+50円=4,320円
うまくピッタリといい感じに必要な切手・はがき類に交換できました!
しかし、
交換手数料について20円だけ支払いが発生しました。
そうなんです!
290円切手については交換手数料は無料ですが、500円切手については通常どおり1枚あたり5円の交換手数料が必要となります。
よって、5円 × 4枚 = 20円(交換手数料)
【注意】
まとめ!
今回の速達料金の値下げにより不要となった290円切手については、
9月1日より新速達料金の260円切手が発売開始され、
9月1日から10月31日までの期間限定で無料にて、他の切手・はがき等へ交換ができます。
注: 交換手数料が無料なのは290円切手にかかる分のみです。
そして、
交換できるものは、260円切手を含む普通切手や葉書類ですが、
- 記念切手
- 年賀はがき など
には交換ができません。
不要となった290円切手が無駄にならずに、必要とする他の切手などへ無料で変えてくれるのは、ほんとありがたいですね!
ですから、
必要なら10月31日までに必ず郵便局の窓口まで手続きにいくことを忘れないようにしないといけないですね!
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