土曜日の配達がなくなる⁈郵便物の配達日数が遅くなるサービス変更に…!

郵便局活用

 

 

今日もお仕事の用事も兼ねて郵便局を利用してきました!

そしたら、

気になるお知らせチラシをもらったので詳しく聞いてみることに…。

そのお知らせチラシには大きく2つの変更が書かれていました。

『2021年10月から…』と題して

土曜日配達を休止!

◉ お届け日数の繰り下げ!

 

 

アロン
アロン

まずびっくりしたのが、

土曜日の配達がなくなってしまうの?

っていうこと!

アロン
アロン

その上、配達日数の繰下げって

配達スピードが落ちるって事?

とりあえず、

何やら配達に関するサービスレベルが落ちるのではないかという内容で、自分達にも大きく関係がありそうな変更っぽいですね。

ちゃんと理解していないと今後の発送に支障が出てはいけないので詳しく解説していきます!

 

 

 

なぜサービスの見直しを…

 

 

今回のサービスの見直しは、

郵便法及び民間事業者による信書の送達に関する法律の一部を改正する法律(令和2年法律第70号」っていう法律が2020年12月に公布されたことを基に見直しをするものです。

 

 

その中には、

  • 郵便物の一週間における配達日数に係る認可基準(週六日以上配達)の緩和
  • 郵便物の送達日数に係る認可基準(原則三日以内の送達)の緩和

という項目があって、この部分を基に見直しの根拠となっているようです。

 

 

 

なぜ?サービスの見直しが必要なのか?

それでは、「なぜ?」郵便のサービスの見直しが必要なのでしょう?

郵便局で聞いてみました。

アロン
アロン

なぜ?サービスの見直しをするの?。

郵便局員さん
郵便局員さん

見直しを行う理由は2つあります。

⚫︎ 安定的に郵便サービスの提供

⚫︎ 労働力の確保と働き方改革

 

 

◉ 安定的に郵便サービスの提供

近年のインターネットの普及の流れや様々な書類や請求書のデジタル化やWEB化によって郵便物の総数が減少している中で、これから継続的に安定的に郵便サービスを提供していくために一部のサービスの見直しが必要。

 

 

◉ 労働力の確保と働き方改革

今現在の週末や深夜帯の労働環境を改善して、より良い働き方改革を進めてることにより、安定して労働力を確保していく必要がある。

 

 

とおっしゃってました。

たしかに昔に比べて、ネット通販などの荷物の需要は高くなっていますが、郵便物の需要は減っていますね。配達員さんの労働環境の向上によって慢性的な労働力不足を解決するためのようですね。それにしても、サービスレベルを落とさずに何とか企業努力で頑張ってもらえると嬉しいのですが…。

 

 

 

 

 

土曜日配達を休止!

 

 

チラシにはこう記されています。

普通扱いとする郵便物・ゆうメールについて、土曜日配達を休止します

特定記録とするものも含みます。

この場合の「普通扱いの郵便物・ゆうメール」とは速達や書留などのオプションの付加サービスをつけていないものが該当します。

 

 

ですから該当の郵便物は、

⚫︎ 定形郵便物
⚫︎ 定形外郵便物
⚫︎ 郵便はがき
⚫︎ ゆうメール
⚫︎ スマートレター
⚫︎ 特定記録付き郵便物
 

 

それ以外の荷物類(ゆうパック・ゆうパケットなど)と付加サービス類(書留・速達・代金引換など)やレターパックのプラスとレターパックライトも含めて今回の郵便サービスの一部変更の対象ではありません。

ここで注意するのが、

「特定記録」が付いた郵便物が含まれることです。

 

ネットショッピングでよく買い物をする僕としては、ゆうパックやゆうパケットなどの荷物は対象外なのは良かったです。

 

 

どれくらい影響が…?

それでは、「土曜日配達休止」がどれくらい影響があるのでしょう?

 

 

【翌日に配達予定の地域あての場合】

【発送日】   【到着日】
月曜日 火曜日
火曜日 水曜日
水曜日 木曜日
木曜日 金曜日
金曜日 月曜日
土曜日 月曜日
     

翌日に配達される予定の地域あての郵便物の場合は、金曜日に発送した郵便物だけが影響を受けてしまいます。

 

 

【翌々日配達予定地域の場合】

【発送日】   【到着日】
月曜日 水曜日
火曜日 木曜日
水曜日 金曜日
木曜日 月曜日
金曜日 月曜日
土曜日 月曜日
日曜日 火曜日

翌々日に配達される地域あての郵便物では、木曜日に発送した場合に影響を受けて月曜日まで配達されないことになりますね。

 

 

しかし、

10月以降に段階的ではありますが、

「お届け日数の繰り下げ」もサービス変更されます。

さらに到着日に影響が出てきますので、

次の「お届け日数の繰り下げ」でより詳しく解説していきます!

 

 

 

お届け日数の繰り下げ

 

 

チラシにはこう記されています。

普通扱いとする郵便物・ゆうメールについて、お届け日数を1日程度繰り下げます。

(2021年10月以降から段階的に実施)

ここでは「普通扱いの郵便物・ゆうメール」とあり、注釈で「特定記録を含む」とは記載がされていないので、「特定記録は含まない」ということです。

 

 

該当の郵便物は、

⚫︎ 定形郵便物
⚫︎ 定形外郵便物
⚫︎ 郵便はがき
⚫︎ ゆうメール
⚫︎ スマートレター

「特定記録付き郵便物」は含みません。

 

 

そして、

気になる部分としては、

「2021年10月以降に段階的に」

というところです。

 

 

すぐではないんです!

10月から変更になるのは、ある一部の曜日の差し出しに限られるようです。

それ以外は、

「2022年1月以降に段階的に繰り下げ」になります。

 

 

その一部の曜日とは…

下図の【 ※2】の配達日のところだけです。

青丸の引受日の曜日が該当します。

今まで金曜日に発送して翌日の土曜日に着いていた郵便物については、土曜日休配の影響で月曜日まで配達されません

日曜日に発送した郵便物は、月曜日には配達されずに火曜日に繰り下げられて配達されます。

その理由としては、

土曜日休配の影響で月曜日の配送・配達の作業が集中するために、日曜日発送の郵便物を先行して繰り下げて、負担を軽減するためだそうです。

 

 

もともと翌々日に配達されている地域あての郵便物の場合は、

木曜日に発送した郵便物は土曜日休配のため月曜日に配達となります。

土曜日に発送した郵便物は月曜日に配達されずに火曜日の配達となります。

この理由も

土曜日休配の影響で月曜日の配送・配達の作業が集中するために、土曜日発送の郵便物を先行して繰り下げて、負担を軽減するためだそうです。

 

 

ですから、

10月からは、まだ週間に2日の曜日が配達日数を1日繰り下げられるということになります。

 

 

午前発送・午後発送の配達日数の統一

サービス変更に伴って、

今、郵便局では「午前」に発送した場合「午後」に発送した場合とで配達日数が変わるような地域があります。

例)京都市から東京都23区へ定形郵便物を発送する場合

(午前中発送)⇒ 翌日配達予定

(午後に発送)⇒ 翌々日配達予定

 

 

このように配達予定日数が提示されていましたが、

今回のサービス変更に合わせて、

『午後の発送の予定日数に統一』されるということです。

もちろん、

この午後に統一の対象も普通扱いの郵便物とゆうメールです。

 

 

 

速達料金の引き下げ!

 

 

10月のサービス変更により、「土曜日休配」と「配達日数の繰り下げ」で少なくとも配達にかかる日数が今までよりは多くかかることになります。

急ぎで届けたい郵便物やゆうメールでは、『速達』の需要が高まることとなります。

今回のプレスリリースでも、

「お急ぎの方は速達をご利用ください。」とあります。

 

 

それに変えて、

速達料金を1割程度引き下げて値下げがされます。

新しい速達料金はこちら

 

 

いつも発送する定形や定形外郵便物では、290円切手を貼っていましたが、260円でよくなるんですね!

それに合わせて9月1日に「260円切手」が発売されます。

ということは…

今、買い置きしている「

290円切手」はどうすればいいの?となりますが、

安心してください、ちゃんと交換してくれるらしいです!

 

 

本来、切手の券種交換では交換手数料が取られてしまいます。(交換する切手の枚数 × 5円)

今回の290円切手の交換は、郵便局の速達料金値下げによる理由ですので、交換手数料が無料で他の切手への交換ができるそうです。

 

 

気をつけないといけないのが

10月1日のサービス変更の1ヶ月前から1ヶ月後までの2ヶ月間だけです。

【無料交換期間】

 2021年9月1日(水)〜10月31日(木)まで

 

 

 

この期間を過ぎると無料での交換ができませんので注意が必要です。

↓↓↓ 290円切手を260円切手への交換を詳しく↓↓↓

 

 

 

まとめ!

 

 

まず、2021年10月からのサービス変更は、

  • 土曜日の配達を休止
  • 配達日数の繰り下げ

大きくはこの2つです。

 

 

このサービス変更の対象は、

普通扱いの郵便物とゆうメール」です。

ゆうパック、ゆうパケット、クリックポスト、レターパックプラス、レターパックライトや特殊扱いの速達、書留、簡易書留などには変更がないので今までと同じです。

土曜日にも配達はありますし、配達日数の繰り下げもなく翌日配達もあります。

 

 

今回のサービス変更によって配達に関して影響が出るのは、

翌日配達予定地域あて(近い地域)は金曜日と日曜日に発送する時には影響があります。

翌々日配達予定地域あて(少し遠い地域)は木曜日と土曜日に発送する時には影響が出ます。

 

 

10月1日から2022年1月以降の段階的な繰り下げまでは、そこまで大きな配達日数の遅れは出ないのかと思います。

10月以降の当面は下図のようになります。

2022年1月以降の配達日数の繰り下げは段階的に行われるとなっています。

郵便局員さんに聞いてみたら、

配達する地域ごとに準備をすすめていくそうなので、これから日本郵便のホームページでお知らせしていくそうです。

それについても追って記事に追加していきます!

 

 

 

 

 

 

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