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先日、祖父母が使っていた石油ストーブが壊れたっていうので
我が家で少しだけ使ってたけど、その後使わなくて保管していた石油ファンヒーターを北海道へ送ることにしました。
ということで、
早速、いつもの郵便局へ行って「ストーブ」や「ファンヒーター」の発送に関して詳しく聞いてきました。
思っていたよりいろいろ制約もありましたが、皆さまのご参考になれば幸いです。
それでは詳しく…
ストーブやファンヒーターの発送
ストーブやファンヒーターなどの暖房機器はやっぱり危険物と見なされて送れない場合もあります。
新品の未使用の機器や使用済みの機器によっても送れない場合もあります。
その上で、宛て先が航空搭載地域であれば、さらに厳しいチェックがかかって送れない場合もあります。
詳しくみていきましょう!
ストーブ・ヒーター・タンクの種類
まずは、ストーブやファンヒーターや燃料タンクなどの種類ごとにみていきます。
- 石油(灯油)ストーブ
- 石油(灯油)ファンヒーター
- ガスストーブ
- ガスファンヒーター
- 電気ストーブ
- 電気ファンヒーター
- 灯油タンク(燃料タンク)
- 灯油ポリタンク
ストーブやヒーター関連ではこのくらいの種類に分けてみていきます。
上記の8種類のうちでも、新品未使用の場合と使用済みの場合では大きく違ってきます。
使用済みのもの
ストーブやファンヒーターなどですが、一度でも使用したものを使用済みのものとして扱います。
上記8種類の分類の中では、
使用済みのものを郵送できるのは、
⚫︎ 電気ストーブ
⚫︎ 電気ファンヒーター
の2つだけです。
あとの6種類は郵送することはできません。
電気ストーブ・ファンヒーターは航空搭載地域宛てであっても郵送可能です。
ですから、電気ストーブ・ファンヒーターは可燃性の燃料を使っていないために使用済みのものでも郵送できるんですね。
新品の未使用のもの
ストーブやファンヒーターで新品未使用のものはどうでしょう。
結論から言えば、
航空搭載地域宛てではない場合は、
ちゃんと新品未使用であることを確認して、その旨を発送ラベルへ記載して、郵便局員さんへちゃんと申告すれば、上記の8種類すべて発送は可能です。
・ 石油ストーブ(新品未使用)
・ 灯油補給タンク(未使用)
・ 灯油ポリタンク(新品・未使用)
・ガスファンヒーター(未使用)
新品未使用の表記は、「新品」でも「未使用」でもどちらでも大丈夫だそうです。
しかし
石油(灯油)関連の
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- 灯油タンク(燃料タンク)
- 灯油ポリタンク
上記4種類は新品未使用と申告しても、製造時の試運転などで石油が染みていたりする場合も想定して、石油の匂いが残っていないか等の確認をされるそうです。
航空搭載地域宛てへの郵送の場合は、
航空搭載地域宛てへの発送の際は少し違ってきます。
航空機に乗せて輸送するにあたって、より厳しいチェックがなされます。
石油(灯油)関連の
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- 灯油タンク(燃料タンク)
この3種類は航空搭載地域へは新品未使用のものでも郵送できません。
製造時や試運転時などに石油(灯油)が残留している恐れがあるのでダメですということです。
しかし、次の3種類は新品未使用であれば、航空搭載地域宛てでも発送可能です。
- 灯油ポリタンク
- ガスストーブ
- ガスファンヒーター
その際には、品名欄に品名とともに購入後に未使用である旨を記載して郵便局員さんへ申告すれば大丈夫です。
・ 灯油ポリタンク(未使用)
・ ガスファンヒーター(新品・未使用)
航空搭載地域宛てへの郵送ですが、石油ストーブ等は製造過程で石油を使用するため残留の恐れから郵送できません。それ以外のガスファンヒーターやポリタンク等は品名記載欄への記入により郵送可能です。
海外への発送は?
それでは海外への国際郵便での発送はどうなのでしょう?
◎ 石油ストーブ
使用済・未使用とも×
引火性液体が残留している恐れがあるとして郵送不可。
購入後そのまま未開封でもだめです。
◎ 石油ファンヒーター
使用済・未使用とも×。
引火性液体が残留している恐れがあるとして郵送不可。
購入後そのまま未開封でもだめです。
◎ 灯油タンク(燃料タンク)
使用済・未使用とも×。
引火性液体が残留している恐れがあるとして郵送不可です。
◎ 灯油ポリタンク
使用済は×。未使用は○
引火性液体が残留している恐れがあるため、品名欄へその旨を記載すれば郵送可能です。
【品名記載例】
「Plastic container (unused) 」
◎ ガスストーブ
使用済×。未使用○。
可燃性ガスが残留している恐れがあるため、品名欄へその旨を記載すれば郵送可能です。
【品名記載例】
「Gas heater (unused)」
◎ ガスファンヒーター
使用済×。未使用○。
可燃性ガスが残留している恐れがあるため、品名欄へその旨を記載すれば郵送可能です。
【品名記載例】
「Gas heater (unused)」
◎ 電気ストーブ
使用済・未使用とも○。
【品名記載例】
「Electric heater」
◎ 電気ファンヒーター
使用済・未使用とも○。
【品名記載例】
「Electric heater」
まとめ
まとめて整理すると、
【国内へ郵送可能】
◎使用済
- 電気ストーブ
- 電気ファンヒーター
◎未使用(航空搭載なし)
- 品名欄へ記載ですべて
◎未使用(航空搭載地域)
- 灯油ポリタンク
- ガスストーブ
- ガスファンヒーター
【海外へ郵送】
◎使用済・未使用とも郵送不可
- 石油ストーブ
- 石油ファンヒーター
- 灯油燃料タンク
◎未使用のみ郵送可
- 灯油ポリタンク
- ガスストーブ
- ガスファンヒーター
◎使用済・未使用とも郵送可
- 電気ストーブ
- 電気ファンヒーター
こんな感じで郵送できるものと郵送できないものをまとめてみました。
ぜひ皆さまの参考にしてみてください。
ちなみに、
北海道の祖父母へは使用済の石油ファンヒーターは送れなかったので、新品の電気ファンヒーターを買って郵送しました!
その他、郵便局から郵送できないものの確認にこちらの記事をご参考にしてみてください。
⇒こちら
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