少し前にはなりますが、いつもの郵便局でこんなチラシをもらって簡単な説明をしてもらいました。
ゆうちょ銀行からのお知らせとして、
「ゆうちょ料金新設・改定のお知らせ」と題されています。
A4サイズの見開きで裏表の計4ページあります。
郵便局員さんは、
「もう少しで開始される変更ですが、ゆうちょの口座に関する時や払込みをする際にいろいろ手数料金がかかったり、手数料金の改定によって値上げされるのでお知らせします。」
っておっしゃっていました。
早速、内容を読んでみると、
今までになかったような新しい料金がかかったり、
今までより2倍くらいの料金アップになるものもあるなど、
いつも郵便局を利用する僕としては、なかなか影響の大きい改定になっているようです。
ということで、
郵便局で詳しく聞き込んで調べてきましたので解説をしていきます!
ゆうちょ料金新設・改定のお知らせとは…
このゆうちょ銀行の一部サービス料金の変更は大きく分けて4つに分けられます。
- ゆうちょATMに関する料金
- 郵便局窓口に関する料金
- 払込みを現金で利用する場合の追加料金
- ゆうちょ銀行のサービス料金の改定
この4つの料金の変更等について一つずつ詳しくみていきます。
ゆうちょATMに関する料金
まずはゆうちょのATMに関する料金ですが、2つの新しい料金が新設されます。
- ATM利用料金
- ATM硬貨預払料金
この2つの新しい料金が発生するため、今までと同じようにゆうちょ銀行のATMを利用していても、今までよりも多くの料金を支払うことにもなります。
それでは、それぞれの新料金をみていきます。
ATM利用料金
チラシにはこう記されています。
「駅、ショッピングセンター、ファミリマート 等に設置しているゆうちょATMでのゆうちょ口座のお預け入れ・払戻しについて、曜日・時間帯により料金がかかります。」
と書かれています。
ここで注意するポイントは、
『郵便局やゆうちょ銀行にあるATMは、今までどおりすべての時間帯でATM手数料は無料』という点です!
ですから、
今まで手数料無料で使えていたところが、
郵便局やゆうちょ銀行に併設されているATM以外では今後は時間帯によっては「ATM利用料金」として手数料がかかりますよってことになります。
ATM硬貨預払料金
チラシにはこう記されています。
「ゆうちょATMでの貯金のお預け入れ・払戻しに硬貨を伴う場合、硬貨預払料金がかかります。」
なんと、
自分の口座にATMで硬貨を預け入れたり、自分の口座から硬貨で払戻したりすると、硬貨が1枚でもあれば110円以上の手数料を取られてしまうってことなんですね。
今までは、たまにお財布の小銭入れの硬貨をATMにて入金していた僕にとっては、かなり関係がある改定です。
郵便局窓口に関する料金
次は、郵便局の窓口での取り扱いに関して新設される新料金が2つあります。
- 硬貨取扱料金
- 金種指定料金
郵便局の窓口での、
ゆうちょ銀行の口座への預け入れや払込みの際に硬貨を持ち込むと発生する料金や、
口座からの払戻しの際に金種を指定すると発生する料金など、
ゆうちょ銀行の口座を持っている方なら大いに関係がありそうです。
硬貨取扱料金
チラシにはこう記されています。
「お預け入れや払込みなど各種お手続きの際に、硬貨をお持ち込みの場合、枚数に応じた料金がかかります。」
今まで郵便局では貯金箱などでやっていた小銭貯金を自分の口座に預け入れたりした時には、何枚であっても料金がかからなかったのですが、今回の新設・改定で枚数に応じて結構な料金を支払わなければいけなくなります。
お預け入れ以外でも振り込みや支払いに大量の硬貨で支払う場合も料金がかかるようです。
金種指定料金
チラシにはこう記されています。
「貯金の払戻し等各種お手続きにおいて、硬貨や紙幣の枚数・種類を指定する場合、指定後のお持ち帰り合計枚数に応じた料金がかかります。なお、新券でない1万円札は、合計枚数に含みません。」
この金種指定料金の新設では、今まで口座からの引き出しの紙幣や硬貨を指定して自分の希望に合わせて使い分けていましたが、それも50枚を超えると550円もかかることになりますね。
僕は仕事や自治会の会計など様々な時に紙幣や硬貨を大量に使うため両替を兼ねて金種を指定することが多かったので影響も出てきそうです。
⇒金種指定料金について詳しくはこちらの記事で…(準備中)
ちなみに、今は郵便局の窓口での両替については様々で各郵便局で取り扱いが全然違っていました。
上限や制限があったり、まったく両替をしてくれなかったりしました。
払込みを現金で払う場合の追加料金
チラシにはこう記されています。
「各種払込みサービスのご利用にあたって、現金でお支払いの場合には、料金が加算されます。」
この料金加算を最初はどうゆうことなのかわかりませんでしたが、要は郵便局での払込み(払込取扱票)を窓口で払込む時に現金で払い込むと110円余計に料金がかかることになるのです。
ゆうちょ銀行の払込み(払込取扱票)には元々、振込料金を払込人が払う青色の払込票と払込先口座側が負担する赤色の払込票がありましたが、
この振込料金の負担や料金額については変わらずにそのままです。
イメージは画像のようになります。
では、どうすれば110円加算されないかというと、支払いをゆうちょ銀行の口座からの支払いにすることです。
なんだか面倒くさいですが、これもキャッシュレスなのでしょうかね。
⇒払込みの現金利用時の加算料金についてはこちらの記事で(準備中)
ゆうちょ銀行のサービス料金の改定
チラシにはこう記されています。
「ゆうちょ銀行の各種取扱いについて、次のとおり料金・手数料を改定します。」
この改定は、提携ATMでの料金や貯金・為替・払込みなどの料金を値上げになるものです。
料金が100円から倍額になるものまであります。
そして、今まで無料であった取扱いや請求も料金がかかることになります。
⇒一部のサービス料金・手数料の改定についてはこちらの記事で(準備中)
いつから?
この料金新設と改定については、
2022年(令和4年)1月17日(月)からになります。
けっこう中途半端な時期からの変更ではありますが、
しっかりと把握していないと、郵便局で同じ取り扱いをしても急に多くの料金を支払うようなことにもなりますので注意が必要です。
この記事を参考に上手に料金や手数料を節約できるといいですね!
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