東京オリンピック2020のご参考に…
こちらの記事は、ラグビーワールドカップ 2019の際の記事です。
東京オリンピック2020の持ち込み禁止や手荷物検査のご参考にもなると思います。
ラグビーワールドカップ2019の開幕まで、あと1カ月をきりました!
観戦チケットが手元に届いたりされている方は、ワクワクが止まりませんね!
そこで、ワールドカップをスタジアム観戦する際の手荷物検査や持ち込み禁止品について確認してみました。
持ち込みが禁止な物品は?
持ち込み禁止物品については、ラグビーワールドカップ2019チケット規約に規定されていますが、中々難しい言葉や言い回しで書いてあります。
そこで、7月27日と8月3日に開催された「リポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド」がラグビーワールドカップ2019 日本大会を見据えて、ワールドカップ大会ルールに基づいて運営された際の規定を参考にみていきましょう。
(公財)日本ラグビーフットボール協会のホームページには、
「【重要】スタジアム観戦時の注意事項について」と題して説明があります。
【持ち込み禁止物に関して】
試合会場では以下の物品の持ち込みが禁止されます。
あらゆる種類の武器、飲食物(酒、ノンアルコール飲料、弁当等も含めて持ち込み禁止)、ビン・缶・ペットボトル・ステンレスボトル、長傘、大きな手荷物、自撮り棒、三脚・一脚などのビデオカメラ関連機器、ドローン、発煙筒、通信機器(トランシーバー、ワイヤレスマイク、Wi-Fi(無線LAN)ルーター等の電波を放出するもの)等。
ラグビー日本代表応援サイト
例外的に医療や健康維持のために湯茶の持ち込みについては、試飲の上、認められますが、医療や健康維持目的の湯茶の持ち込みについては、ご自宅にある水筒ならご利用をお願い致します。材質は問いませんが、可能であればプラスティック製のものをご使用いただくようお願い致します。なお、危険防止のため、ビン・缶での持ち込みは禁止しております。
ラグビー日本代表応援サイト
と書かれています。
武器類
当たり前ですよね。銃器・ナイフ・刃物・特殊警棒などの攻撃用武器の実物もしくは模造品。
花火・発煙筒・催涙スプレー・レーザーポインター・ストロボなどもダメです。
アルミ缶・スチール缶・ペットボトル・傘(折りたたみ傘を除く)も武器としての使用が考えられるものとして持ち込み禁止です。
飲食物
酒類・ノンアルコール飲料・弁当等も含めて持ち込み禁止です。
例外的に医療・健康維持の為なら、自宅の水筒(できればプラスティック製)に入れた上で、試飲をしてから持ち込みを認められるとの事です。
9月6日の「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ戦」について日本ラグビーフットボール協会のサイトで
【2019年8月24日更新】
観客の熱中症のリスクを予防するうえで、本試合においてのみ、ラグビーワールドカップ2019日本大会ルールに基づく持ち込み禁止規則を一部緩和することとしました。(なお、ラグビーワールドカップ2019日本大会の持ち込み禁止物のルールが変更になるものではございません。)
当日は、ノンアルコール飲料のペットボトル・水筒による持ち込みを一人一本につき持ち込み可能とします。(500mlを基準とするが、2Lのものでも可)
9月6日の試合のみの措置のようなので、ワールドカップ本番は、やはり飲食物は持ち込み禁止のようです。
本日、ラグビーワールドカップ2019組織委員会は。持ち込みを禁止していた食べ物の持ち込みを、「個人で消費できる程度の量に限り、全ての会場で許可する」と発表しました。
飲み物については変わらず持ち込み禁止です。
スタジアム内の食べ物問題については、急遽、緩和措置が発表されましたので、更新しました!
ビデオカメラ関連機器
三脚・一脚・自撮り棒などの関連機器は個人使用を目的にするかどうかに関わらず、ダメです。
カメラ類(動画・静止画は問わず)一切の撮影機器・録音機器は、個人使用に供するものは除いてダメです。
迷惑になる物・不快に感じるもの
大きな手荷物や大きな旗、横断幕や旗竿は観戦者の邪魔になります。ハードタイプのクーラーボックスも禁止です。
必要以上に大きな帽子、傘などの他の人の視界を遮るものもダメです。
ブブゼラ・ホイッスル・ホーン・エアホーン・太鼓など過度に大きな音を出すもの。
電波を発するもの
自ら電波を発する全ての無線機器、Wi-Fiルーター、トランシーバーも禁止です。
但し、個人で使用する携帯電話や受信機能のみの無線機器(ラジオ等)は大丈夫です。
その他
ドローンなどの飛行物体。
自転車・ローラースケート・スケートボード・ローラーシューズまたは、ベビーカーは禁止です。
ペットや動物も禁止ですが、盲導犬や介護犬は事前に申請して大丈夫です。
手荷物検査・ボディチェックは?
(公財)日本ラグビーフットボール協会の”ラグビー日本代表応援サイトにはこう記載があります。
【入場および警備に関して】
試合開催当日は、手荷物検査、ボディチェック等を実施します。加えて会場周辺が多くの観戦者で混雑することが予想されるため、余裕をもった早めの来場をお願いします。(入場には60分以上かかる 場合があります。)なお、各試合会場及びその周辺での手荷物預かり所は予定しておりません。
ラグビー日本代表応援サイト
試合開催当日の入場の際には、
「手荷物検査とボディチェック等」
をやりますとの事です。
そして、手荷物検査とボディチェックで時間がかかり、混雑して入場に60分以上かかるかもしれないので、早く来て!との事です。
ラグビーW杯2019を見据えた試合では?
2018年10月27日 横浜国際総合競技場
「ブレディスローカップ」
「ニュージーランド代表 VS オーストラリア代表」のラグビー強豪国の定期戦。
4万6143人が来場しました。
W杯本大会の試行と位置づけられた国際試合が同スタジアムで開かれ、入場者への厳重なセキュリティチェックを実施する体制を築いたものの、試合開始直前になっても客の行列をさばききれず、最終的には金属探知機によるチェックを行わずに、観客を入場させざるを得ない事態が起きてしまいました。
新横浜新聞<当日レポート>記事より
この試合のセキュリティチェックは、
警備員が手荷物の中に手を入れて不審物や持ち込み禁止品をチェックして、
違う警備員が、入場者の体を金属探知機で足元から上半身まで探知するという方法でした。
ワールドカップ開幕までおよそ1年前だとしても入場に課題があったようですね。
2019年7月27・8月3日 釜石・花園
パシフィックネーションズカップ(PNC)
日本代表 vs フィジー代表 (7月27日)
日本代表 vs トンガ代表 (8月3日)
入り口では手荷物検査を実施し、24カ所で長さは最長約200メートルに達した。それでも、観客は比較的スムーズに入場できていた。
問題点は、「飲食物持ち込み禁止」が十分に周知されていなかったこと。気温は30度超。飲料の売店には長蛇の列ができ、設置した4カ所の給水所ではペットボトル5000本分の水が試合中になくなった。
時事ドットコムニュース
ワールドカップ開幕まで2カ月を切ったこの2試合では、運営の準備も進み入場時の混乱は解消されていたようですね。
しかし、飲食物持ち込み禁止により、飲み物の混乱が起きたようです。
2019年9月6日 熊谷ラグビー場
「リポビタンDチャレンジカップ2019 」
日本代表 vs 南アフリカ代表
運営側としてはワールドカップ前の最後の試行です。
Twitterでのつぶやきから…
・一般の入場列に並んでいますが、あと1時間で入れるか心配のレベル…。
・熊谷ラグビー場のバス輸送は完璧だった。車両規制をしていたからバスはどんどん来るし、あっという間に到着できた!その後の入場については問題あり…。
・入場時に金属探知検査をするため、ビニール袋に金属製品やスマホ等を分けて入れておかれるといいですよ〜!
Twitterより抜粋
熊谷ラグビー場は最寄駅から3km以上あるため、バス輸送があったようで上手く運行していたようです。
入場は手荷物検査と金属探知機によるボディチェックが実施されたので入場ゲートが一時は相当混雑した模様ですが、試合に間に合わなかったという程ではなかったようです。
金属探知機のために、各自がビニール袋に金属を分けておく措置があったようですね。
シャトルバスが到着するバックスタンド側では、最高気温が35度と予想された熊谷に、キックオフの4時間以上前から入った観客が、到着早々にW杯本番に向けたテストとして行われた手荷物検査に長蛇の列を作った。
熱中症対策で場内に給水所が設けられて生温い水が配られたが、そこにたどり着くまでに1時間近く延々並ばされたのだ。しかも列に並ぶ人達への熱中症対策は何もなかった。
観客は手荷物検査が行われることを織り込んで早めに会場を訪れたが、開場は試合開始の2時間前。これを1時間でも早めれば入場ももっとスムーズに進んだはずだが、そういう措置はなかった。
参照: 日刊ゲンダイデジタル
入場や手荷物検査については、W杯本番までにどこまで改善されるかが課題のようですね。
ラグビーW杯 アルゼンチンvsトンガ に花園ラグビー場へ行ってきました!
ラグビーW杯カスタマーセンターへの照会と回答!
持ち込み禁止物の詳細はこれから順次公式サイトにて案内があるそうなので、分かり次第アップしていきます。
セキュリティチェックについては、安全上の都合で詳しくは回答いただけないかもしれませんが、こちらも分かり次第アップします。
入場時の身分証明書の提示について!
ラグビーワールドカップ2019チケット規約には、顔写真付きの身分証明書により、本人確認をすることがあるとも記載されています。
→→ラグビーW杯の代理観戦についてはこちらをご覧ください←←
【ラグビーW杯2019】全試合を大画面で観れるのは、 J-SPORTSしかありません!
まとめ!
持ち込み禁止品は
- 武器になり得る物
- 飲食物
- 電波を発信する機器
- 迷惑・不快になる物
- ドローン
- ペットや動物
スタジアム入場時には手荷物検査とボディチェックは実施されます。
大会運営さんもスムーズな入場をできるよう、試行錯誤して予行練習を実施して準備いただいておりますが、
ラグビーワールドカップはこれまでにないビッグイベントな為、観戦者もしっかり準備をして、時間に余裕をもって行動しないといけないですね!
・持ち込み禁止品をよく確認しておく!
・時間に余裕をもって会場へ向かう!
あとは忘れ物なく、ラグビーワールドカップを楽しんできてください!
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