グラウンドゴルフを何年もプレーしている方からこれから始める方まで、
皆さんが、グラウンドゴルフクラブを選ぶ時に気になるのが、クラブフェイスの素材の事ですよね。
グラウンドゴルフでボールを打つ時に、ボールと接する1番大事な部分なだけに、
この部分の素材を変えるだけで、大きくプレー結果が変わってしまう程だと思います。
そこで、今、グラウンドゴルフクラブで使用されているフェイス素材の種類と特徴をよく理解して、
ご自身にピッタリ合ったクラブ選びをできるように解説していきます。
フェイス素材の種類!
大きく分けて、フェイスの素材は5種類あります。
- 硬質樹脂・フェイス
- 熱硬化性ウレタン・フェイス (ウレタン・フェイス)
- カーボン・フェイス
- グラスファイバー・フェイス
- 熱可塑性ウレタン樹脂・フェイス (TPU・フェイス)
この5つの素材には、それぞれ一長一短の特徴がありますので、詳しく見ていきましょう。
硬質樹脂・フェイスは?
【硬質樹脂】
基となる紙や布に樹脂を含ませて乾燥させたシートを重ねて、加熱プレスにかけて完全に硬化させた樹脂です。
フェイス素材としてはフェノール樹脂の一種で住友ベークライト株式会社の商標ではありますが、「ベークライト」で呼ばれている素材です。
強度が高く、硬いフェイスです。
打ってみると硬い音がします。
コストパフォーマンスがよく、木製の安価なクラブにフェイス面のみに貼られています。
素材が硬いため、木製クラブの耐久性をあげるために使われています。
ウレタン・フェイスは?
ウレタン・フェイスの素材は、「熱硬化性ウレタン」です。
ウレタンゴムとも呼ばれる素材で、プラスチックなのに、ゴムのように弾性があり柔らかい素材です。
パッキンやシューズの靴底のクッションと、しても使われています。
ボールを打った時に、このウレタン素材が衝撃を吸収してソフトな打感がします。
ロングコースで思いっきり強打しても、低く鈍い音がするくらいです。
強く打つと衝撃で、手が痛いとか痺れるという方には良いです。
自宅の庭などでの練習用としても、音が小さい為に向いています。
カーボン・フェイスは?
カーボンフェイスの素材は、主に「炭素繊維強化樹脂(CFRP)」が使われています。
炭素繊維を織り込んだシートに樹脂を染み込ませて形作ります。
カーボン素材は剛性があり強度は非常に強く、とても軽いことが特徴です。
釣竿や競技用自転車のフレームや部品にも使われています。
硬くて反発性も高く、ボールを打った時の打球音は「カツーン!」と良い音が出て気持ちいいです。
グラスファイバー・フェイスは?
グラスファイバーフェイスの素材は、「繊維強化プラスチック(FRP)」が使われます。
ガラス繊維に樹脂を含浸させて成型されます。
一般的にはユニットバスの浴槽などや飛行機にも使われています。
軽くて丈夫な素材です。
打撃感、方向性、耐久性に優れています!
カーボン素材とグラスファイバー素材を合わせたフェイス面もあります。
TPU・フェイスは?
TPU・フェイスの素材は、「熱可塑性ポリウレタン樹脂」です。
硬質樹脂の強度とウレタン樹脂の柔らかさを兼ね備えた素材です。
衝撃にも強くフェイスにキズが付きにくく耐久性があります。
スポーツシューズの靴底やスマホのハードケースにも使われていて、熱で加工しやすく強度もあるので様々な用途に使用されています。
グラウンドゴルフでは、カーボンフェイスと並んで飛距離が出る素材ですが、第三者検査機関による試験では1番飛距離が出たとの結果があります。
そして、他の硬質素材のフェイスより少し柔らかくソフトな為、強打しても大丈夫です。
まとめ!
グラウンドゴルフのクラブフェイスの素材を5つご紹介しましたが、
それぞれがメリットとデメリットがあり、「硬かったり」「柔らかかったり」しますのでご自身に合った素材を選ぶ参考にしてください。
私の個人的なおすすめ素材ランキングは、
【3位】
グラスファイバー・フェイス
【2位】
カーボン・フェイス
【1位】
TPU・フェイス
この3つのフェイス素材なら間違いないです!
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